5巻2話「弁当のごはんって!?」
駅弁にお茶とみそ汁を付けて売りたいと容器を考える陽一。
結果コップの真ん中に仕切りを付けて、上に半円状の蓋という容器をつくり上げるんだけど、常に片方開いてる大欠陥構造なんですよねこれ。
ちょっと弁当傾けただけで全部こぼれるぞ・・・。
半円の蓋の上からもう一個蓋を作ればいいんだろうけど、完成後客が食べてる画像見てもそのもう1個の蓋がある様子がないんですよねー。
常に片方空いてるコマしかないという。
あと相手は最高のお茶を独自ルートで格安仕入れしてるという経営努力が見えるのに、石灰発熱といい飲み物容器といい後のことを考えないコスト無視してるような弁当はいかがなもんかと。
どうせ潰れかけだから一発勝負ってことかもしれませんが、相手がさらに工夫したらあっさりまたこの弁当追い越されそうな気がします。
あと生石灰はライン引きに使うくらいだから安いって言ってるんですけど、それ消石灰だよね、細かいけど。
5巻4話「特大カキアゲ」
いとこがクビになった天ぷら屋に復帰をかけた勝負を挑む陽一。
この話は個人的にはこのクビになったいとこ「高太郎」くんがなかなかのクズキャラというか、なんかムカつくキャラです。
客にみそ汁ぶっかけておいてたいして反省した感じもなく「ささいなこと」って言ったり。
陽一が簡単に勝負仕掛けていくいつもの展開に「簡単に言うけど、至難の業だぜ」と反論。
いやそりゃそうだけどお前を店に戻してやろうって話なんだから、何冷静に他人みたいな指摘してんだ。
陽一の作る天丼を「まずい」と一刀両断。
偉そうに「天星」(勝負相手の天丼屋)とは大違いだねw(いやwまではいかないけど)と指摘しますが、お前はまだ皿洗いだけの見習いなんだよなー。
これはじめて読んだ時からムカつくキャラだなーと思ってて今まではっきり理由は分かんなかったんですけど、今回改めて読んでみてなんとなく自分の中で理屈が付きました。
こいつ要するに何もしないんですよ。
陽一の作った料理食って、まずいとかここがダメとか文句言うだけ。
アイデア出すこともしないし。
途中で「俺には才能がないんだ」とか言ったりするんだけど、それまでの展開の中で食って文句付けてるだけだし読んでても唐突感がすごいというか。
それでいてこいつを店に戻すために陽一が頑張るから、なんでこんなやつの為に努力せにゃいかんのだと共感できないんですね。