ろう者が筆談をお願いした時の反応に関するまとめ - Togetterまとめ
発端はソフバンショップらしいのですが、全然別の業態で自分も接客業やってて筆談で接客やった経験あるのでその時の話でも。
筆談はねー・・・大変です、はい。
(一応書いておくとあくまで個人の経験で店やお客様やスタッフによって考えややり方や色々あるのでその辺はご注意を)
自分がやってたのは普通の接客でも1組1時間は当たり前って言うコンサル的というか、相談受けて商品売るみたいな仕事だったので余計にですけど。
1時間ですむとこを3時間くらいかけて接客したことあったなー、遠い目。
正直な話として自分は全然苦じゃなくてむしろうれしいというか、筆談でも話通ってる!すごい!的に受け止めてたんですが店的には明らかにマイナスでしたね。
その間スタッフ一人釘付けですし。
ぶっちゃけた話するとそのお客様は何回も来てくれて、さらに別のお客さん紹介までしてくれて次の売上にはつながったんですよ。
ただそれって場当たり的に自分の接客がうまくいったからであって、店舗方針とかマニュアルとしてそうできたわけでもないんで。
筆談で大変なのは専門用語とか詳しい情報が知りたい時に相手に上手く伝わらないんですよ。
パンフとかあるんですけど、それはそういう接客用じゃないのでパンフの中の何が聞きたいのかをまず伝えないといけない。
で帰ってきた答えが違うと、それじゃないですってまた伝えて・・・ってのになったりするんですよね。
筆談以外に+身振り手振り入れて+自分の場合は意識して口を大きくハッキリ開けて口の形を見せたり色々やってましたけど。
お客様側はある程度筆談に慣れてるので要点を絞って書いてくれるんですけど、こっちはそうじゃないのでなかなか難しいですね。
絞りすぎてこっちに伝わらなくて同じこと聞いたり、分かってると思って飛ばしたら後からその質問されたり。
こういうのって普通のお客様より確実に時間はかかるのでスタッフ側の資質みたいなのもあるとおもうんですよね。
相手の表情と書いてある文から要点を読み取って、反対に自分も要点を絞って文章書いて相手に伝えてっていう。
あとお客様によっては伝わらなくてイライラする方も中にはいたり・・・。
正直こっちも精一杯やってるんですけどね・・・。
その辺受け流せる性格とかもあったり。
それって訓練とか研修みたいなのである程度何とかなるのかもしれないけど、そこまでコストかけられないだろうなー。
手元にPCとかあると楽でしたね。
残念ながら自分の場合は文字通り紙に書いての筆談だったので余計に時間かかりましたけど。
そういう経験何度かして分かったのは相手が目の前にいると何とか伝わるってことかな。
実はその後FAXでお客様とやり取りする機会があってその時は双方大変でして。
声は無理だし表情見えないしお互い心配なのでもう聞きたいことは事細かくびっちり書いて送って相手からもぎっちり帰ってきて。
そういう中でこの前ありがとって後で言われるとうれしいというか、こっちも店員冥利に尽きるってもんですよ。
で何が言いたいのかよく分かんないしただの思い出話になりつつありますねこれ。