
- 作者: グイドクノップ,Guido Knopp,高木玲
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2002/02
- メディア: 単行本
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ナチスだけが悪いと、当時の軍人達が言うのはおかしいじゃん。
彼らだってヒトラーに協力していたんだよ、少なくとも間接的には。
そうした当時の空気を6人の幹部の人生から探ります。
この本自体は悪い本じゃないんだけどさ、気になる点もある。
まずナチス悪い、軍も悪い、じゃ当時の国民はどうなのよ。
ナチス打倒(というかヒトラー打倒)のレジスタンスとかの話は時々出てくるけど少ない。
もちろんこれは軍を中心に描いているからだけどさ。
後これは訳者のせいなのか、原著のせいなのか知らんが、どうしても今のドイツは違うんだっていう空気が出てるんだよね。
たかだか5、60年前のしかも自国の話で、まだ生きてる人もいるはずなんだけど、当時の国内がどうだったかがまったく分からん。
まるで当時ドイツ国民がいなかったかのように感じます。

「相対論」はやはり間違っていた―アインシュタイン 理性を捨てさせた魔力 (Shocking science)
- 作者: 窪田登司,石井均,後藤学,森野正春,日高守,早坂秀雄,馬場駿羣,竹内薫
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1994/01
- メディア: 単行本
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何か画期的な新理論でも出てきたのかと思ったら・・・。