国立歴史民俗博物館の企画展示「日本の中世文書-機能と形と国際比較-」行ってきた

期待して行ったけど、期待以上で面白くて最高でした。
日本の中世文書―機能と形と国際比較―

律令時代から武家社会になって戦国大名たちの時代になり、最後は明治時代まで。
国際比較ってタイトル通り日本だけじゃなくて中国・朝鮮からモンゴルから東南アジア、最後にペルシア・ヨーロッパの文書まで入れ込んで盛りだくさん。
単品で見たときに文章が読めるかっていったら解説なしじゃほとんど読めないんですが、字が読めなくても花押の変遷とかそもそも文書の大きさとか形が時代、あるいは書いた人物の出世でどんどん変化していくっていうのが並んでてこれが見ごたえすごい。
細川忠興のローマ字印とか秀吉が出世でどんどん偉くなってくと手紙が露骨に上から目線になってくとか、いいっすねー。
ちなみに朝一行ったんですが・・・見てる人ほぼいないっていう貸し切り状態でした。
なんだかんだで1時間半くらいいたんですが、係の人とお客さんがほぼ同数が最大人数で30分くらいは見てるの自分一人だけとかいう。
じっくり好きに見れてよかったんですけど、ここまで少ないって平日朝一とはいえ大丈夫かって感じでしたね。

そしてこいつは佐倉城址公園にいた猫。
完全に油断してるっていうか人慣れして近づいても目すら開けません。
猫にエサあげるなっていう看板がちらほらあったので、誰かがエサやってるんでしょうか。
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